安心して利用できる成田駐車場を見つけるには


成田駐車場を選ぶポイントとは



国内や海外への出張や旅行、そして留学などのために成田空港を利用する方も多いでしょう。首都圏やその近郊に自宅があり、職場が近いという方は、成田空港へのアクセスは自家用車を使いたいと考えることもあります。

自家用車でも、運転を任せられる家族や知り合いなどがいて送り迎えをしてもらえるという場合は、車の管理を任せられるので良いですが、送り迎えを頼めなかったり、時間が合わなかったりなど、さまざまな事情で不在にしている間、自家用車を空港の駐車場に預けておきたいという方もいるでしょう。空港の周辺には、たくさんの民間業者が経営しているパーキングがあります。そのため、一体どこに預ければ良いのか迷うのではないでしょうか。

成田から出発する場合は、数日だけの方もいれば、数週間、長い方では数カ月もの期間にわたって、車を預けなければいけません。成田駐車場へ長期間預ける際に気になるのは、駐車料金の安さはもちろんですが、やはり預けている間に安心できるセキュリティ面ではないでしょうか。どんな場所で自分の車が保管されることになるのか、預けている間、車がどんな扱いをされるのか、そして、防犯面ではどのような対策が採られているのかなど、パーキングを予約する際に、納得がいくまで調べておき、安心して預けることができる駐車場を選ぶ必要があります。

セキュリティ面でチェックしておいた方が良いポイントのひとつに挙げられるのが、預けている間に保管される場所の立地です。周囲に人家などがない山の中にあって、外部の人が入りにくい場所もあれば、成田空港やその関連の施設や、空港の周囲にある大型ホテルなどに隣接していて、いつも誰かの人目があるという所もあります。



それぞれの駐車場の防犯対策



安心できる成田駐車場選びに重要なことは、どのような防犯対策を取っているかということです。駐車場の敷地に、防犯カメラを設置しているというのは、最近では基本的なシステムになっています。防犯カメラをうつすだけではなく、24時間態勢で録画をしたり、カメラの遠隔操作を行って死角がないようにチェックをしたりとさまざまです。

また、赤外線のセンサーを設置して関係者以外が侵入しようとすると分かるようになっていたり、夜でも真っ暗にならないように明るい電気を点灯して、敷地を照らすようにしているなど、それぞれが工夫を凝らしています。さらに部外者などの侵入を感知する装置だけではなく、敷地内に係員を配置していて、無人にならないようにしているパーキングもあります。係員も24時間常時おかれているところもあれば、時間が決められているところもあります。また警備会社と提携をしている駐車場もあります。

セキュリティ面以外では、利用をしようと思う駐車場と、発着をする航空会社のターミナルとの距離を確認しておくことも大切です。成田空港は大変広いため、ターミナルを間違えてしまうと、フライトの時間が迫り、到着して急いで車に戻る必要があるときなどには、焦ることになります。もともとの第1ターミナル、第2ターミナルに加えて、最近は格安航空会社の専用の第3ターミナルも開設されました。ターミナルまで距離があったとしても、送迎バスを運行しているところもあるので負担はありません。利用するターミナルをどこにするかによっても、選択の幅が広がります。



保管場所や保管方法で成田駐車場を選ぶ



成田駐車場は、車の受け渡しをする場所と保管場所は別になっているところも多いのですが、最近では固定式と呼ばれるタイプのパーキングも登場しています。

固定式とは、預けている間は同じ場所に駐車しておくため、係員によって車の移動が行われることがないパーキングです。他の人に車を運転してほしくない、車のキーは預けずに自分で持っていたいという方に向いているシステムです。その反面、何カ月もの長い間車を預けるのであれば、バッテリーなどの様子を何回か見てもらったり、洗車をしておいてほしい、という方もいらっしゃるでしょう。

メンテナンスのサービスを希望している方は、そういったサービスが充実している駐車場を選びましょう。固定式でも最近はバラエティに富んできており、雨風をしのげる屋根付きだったり、屋根のないタイプ、もしくは他の車と同じ建物へ駐車するタイプや、1台1台シャッターが下りるようになっている個室タイプ、そして、シャッターに鍵がかけられるガレージもあります。鍵付きシャッターのタイプは、係員も出入りが簡単にはできませんので、他の人の目を気にする必要もありませんし完全にプライバシーが保たれます。防犯面ではもっとも安心できる上に、飛び石などで傷がつく心配もありません。

さらに駐車場の屋根をひとつとっても、テント式の屋根もあれば、二重の頑丈な素材を使うことにより、真冬の寒い時期に窓に霜がつくことや、結露で車に水滴の跡が付くことを避けることもできます。